館山コンクリートの代表的な製品・工法、技術をご紹介いたします。
当社製造製品はすべて高性能・高流動コンクリートで製造されています。
(クラピアブロックを除く。)
『イキコン』とは…
平成9年、福井県「丸高コンクリート工業株式会社」と共に技術開発に取り組み、高流動コンクリートを開発、無振動による全品製造に成功しました。
我々は、この高性能・高流動コンクリートがまるで生きているかのように流れていく様子と、フレッシュコンクリートの呼び名“生(なま)コン”をかけて『イキ(生き)コン』と名付けました。
イキコンは、無振動・無騒音で打設ができるため、周辺環境に大変優れています。このイキコンで製造した製品は、強度が強く、普通コンクリートに比べて大変白く、表面が綺麗に仕上がるのが特徴です。当社の高い技術で管理することにより、早期脱型、早期出荷を可能に致しました。また、鉄筋加工や型枠加工を自社で行っておりますので、現場に応じた様々な形状に対応することが可能です。お気軽にご相談ください。
『イキコン』は環境に配慮したコンクリートです。
強い・軽い・早い・安いを実現したコンクリート床版
ファインプレートは、高強度鉄筋リバーボンクロスを使用することにより、従来のRC床版と比べてより薄く、軽くすることが可能になりました。そのため、設置後のたわみも少なく、施工が容易に行えます。また、荷重の設定も「歩道用」から「T-25」まで幅広く対応することができ、既設側溝に合わせた長尺側溝蓋や、既設防火水槽の蓋として各サイズ製造対応いたします。
落蓋掛け替え補修工法「アングル溝蓋」 歩行者配慮型「ノンスリップ溝蓋」
既設側溝の蓋受け部分(アゴ)が壊れていても側溝を入替えることなく蓋が掛けられる低コスト維持管理に適した側溝蓋です。手掛けあり・なしや水抜き、斜め加工など現場に合わせてご相談いただけます。また、製品表面には各種滑り止め模様を施すことが可能です。模様種類は、縞鋼板模様、タイル模様、梨地模様、オーバルビット(小判形)、粗目吹き付け等、様々なバリエーションを用意し、現場に応じて製造いたします。
蓋と側溝を一体にした管渠型側溝です。半円構造による水流の掃流力に優れ、堆積物がたまりにくいため、メンテナンス性に優れています。従来、管渠型側溝では、難しかった逆勾配となる水路でもインバートの一体形成により施工が容易に行えます。また、側溝のバリエーションも豊富で様々な現場状況に応じて選択いただけます。また、各種寸法等役物にも対応致します。
自転車専用通行帯に対応した都市型Do側溝です。エプロン幅を最小限に抑え、道路横断勾配の2%に併せました。側溝の縁石部は敷きモルタルの空間を確保し、マウンド・フラット・セミフラット等の歩道に対応できます。また、排水性舗装(AD)に対応することもでき、エプロン部には管理用のグレーチングも設置可能です。
自転車専用通行帯の幅員確保に最適!
路側帯の有効幅員が広く取れるため、自転車等の通行安全性を確保することができます。
※ 国土交通省『安全で快適な自転車利用環境創出ガイドライン』では「幅員が1.0m以上1.5m未満となる場合は、側溝の部分を除く舗装部分の幅員を1.0m程度確保することが望ましい。」とされています。
新設計によりエプロン幅を減少!横断勾配の均一化を実現し自転車等の安全な通行空間確保に威力を発揮します。
AD側溝は、舗装部を浸透してきた雨水をすみやかに側溝内部に流入させることができる、排水性舗装に対応した側溝です。コンクリートにより一体成形されており、フィルター等の後付け部品が一切不要ですから、側溝を敷設するだけで余分な手間は発生しません。通水孔は舗装骨材より小さいため、側溝内部へ舗装骨材が落ち込むような事はなく、施工の際に舗装による熱の影響も受けません。
ガードレールやガードパイプなどの防護柵を設置する際に使用するプレキャスト連続基礎。
自在R連続基礎ブロックは、名前の通り自在にR線形に対応でき、置き式の暫定的使用から本設の恒久的使用まで幅広く使えるブロックです。現場打ち基礎ブロックでは出来なかった安定計算が、連続基礎にすることで可能になりました。連続性があるため、衝突時に高い安全性が保たれます。支柱の建て込み深さが確保できない現場や既設橋梁への歩車道分離等、様々な現場に対応いたします。
宅地用関連製品として発売されたフェンス基礎ブロック兼用 化粧付境界ブロック。
フェンス用のブロック基礎をプレキャスト化しました。養生やブロックの積み手間の必要がない為、施工も早く、キレイに仕上がります。また、製品の表面にはレンガ調の模様を施しましたので、公園や店舗の入り口など景観を求められる場所にも最適です。
●施工が早い
ブロックと基礎コンクリートが一体成型のため、養生時間や積み手間の必要性がないので施工の省力化と施工期間の短縮が図れます。また、小型重機での施工も可能です。
●ガッチリ連結
製品間はフランジで強固に連結するため、連続性や一体化が図れます。しかも、コーナー部も連結可能になっています。
●市街地向けデザイン
端部用製品を使用することでコーナー部や端部等がキレイに仕上がります。フェンス用の支柱もキレイに設置できます。表面の模様は建物やお庭をより一層引き立ててくれます。
●仕上がりがキレイ
景観や機能性を求められる公園や公共施設など、人の出入りの多い場所にも最適です。
側溝や蓋に凹凸をつけて、ドライバーに振動で危険を知らせる工法です。メンテナンスは不要で設置するだけですので余分な施工費用は発生しません。凹凸の高さは5mmですから周囲への騒音の心配もありません。居眠り運転やわき見運転で車道を逸脱した車両が凹凸の上を走行することで、ドライバーに振動が伝わり事故を回避させます。また、歩行者にも素早く危険を知らせ、双方に高い安全性を提供いたします。
ブロック積擁壁工事に使用する、自立式の水平積大型コンクリートブロック二次製品。
ブロック1個が1m²タイプの自立式の積ブロックです。表面の模様は周辺景観にもなじむように石模様を採用しました。製品が自立するために施工が容易で、ブロックをならべて補正するだけで施工期間を短縮でき、大変経済的です。
積みブロック擁壁の積み上げと同時に完成する道路拡幅工法。
山間部の林道や1車線の道路に待避所等を設けることにより、部分的に2車線化と同じ効果を得る工法です。大型ブロック積工法の一種で、車両の待避所だけでなく歩道の新設も可能です。従来の擁壁工法や補強土壁工法に比べ、掘削土量を大幅に減らすことができ、地形によっては擁壁高を低くする事が出来る経済的な工法です。
施工後の経年変化により、コンクリート製品と舗装部分の隙間から生えてくる雑草は、街の美観を損ない、ドライバーの視界を遮る事も少なくありません。また、繁茂した雑草は歩行者や自転車の走行の妨げになり、交通事故の原因にもなります。道路の維持管理として除草作業も行われていますが、この『雑草防止工法』を採用頂くことで景観がよくなり、道路環境の改善や交通事故の減少に寄与します。しかも、設計時の施工性及び施工費は従来製品と変わらず、後のメンテナンスが不要なため維持管理費の大幅な削減が可能となり、大変経済的な工法です。
道路で雑草が生えている状況
中央分離帯の縁石ブロックとコンクリートの間から繁茂する雑草。
縁石ブロックとアスファルトの間から繁茂する雑草。
「雑草防止工法」で施工した歩車道境界ブロックの状況
【写真左】
「雑草防止工法」で施工(赤色の枠)した場合と「従来品」で施工(黄色の枠)した場合の境界ブロックの状況。
【写真右】
歩車道ブロックとの間から雑草は全く生えておらず左側の現場打コンクリートとの境は草が繁茂している。
>> 「雑草防止工法(Zassou Boushi Kouhou)」施工・工事実績はこちら
側溝蓋と縁石(歩車道境界ブロック)を一体にした長尺製品です。縁石の形状は、標準型のフラットに加え、セミフラット型やバリアフリー型にも対応しています。また、集水孔を1m毎に設け、グレーチングを製品の中に組み込むことで雨水の取り込みが優れ、管理が容易に行えます。
歩道タイプ(軽荷重)のⅠ型と車道タイプ(重荷重)のⅡ型、逆Lタイプの製品があり、用途に応じてご使用いただけます。また、道路勾配に合わせた天端斜切りや線形に応じた底盤カットにも対応いたします。使用の際には、現場状況に応じて構造・安定計算をしますので安心して施工していただけます。(場合によっては、計算根拠をお出しできない場合もありますのでご了承ください。)
緑化植物「クラピア」を使用した駐車場緑化に対応した即脱ブロックです。クラピアは、宇都宮大学雑草化学研究所の倉持仁志先生により品種改良され、他の生態系を壊すことなく全面緑化を可能にした匍匐性植物です。クラピアブロックは、このクラピアの成長特性を活かすために倉持先生とともに開発したブロックです。
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